栄養科
栄養科では
- 入院患者様への食事の提供・食事内容の調整
- 栄養相談
を、行っております。
入院患者様への食事の提供
医師の指示に基づき、患者様の各疾患にあわせた食事を提供しております。
食種(患者様の疾患により、食種が異なります)
一般食
常食・全粥食・五分粥食・三分粥食・流動食
治療食
- 減塩食(心臓病・高血圧症・肝臓病など)
- エネルギー調整食(糖尿病・脂質異常症・肥満など)
- たんぱく質調整食(腎臓病・肝臓病など)
- 脂質調整食(膵臓病食など)
- 易消化食(胃腸疾患など)
形態(咀嚼・嚥下等の状態により対応しております)
一口大・キザミ・極小キザミ・ミキサー(トロミ濃度3段階)
アレルギー
卵・牛乳・青魚などのアレルギーに対する禁食の対応をしております
(その他のアレルギーに関しては、患者様と面接の上、対応させていただきます)
自助食器
通常の食器では使いづらいという患者様へ、自助食器をご用意しております
自助食器の一例
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食事内容の調整
食欲不振による食事摂取量低下時などの場合、栄養士が患者様と面接し、食べられる食品や料理など を伺い、可能な範囲で食事内容の調整を行っております。
《たとえば・・・》
「食欲が落ちて、なかなか食べられないわ・・・」という患者様がいらっしゃる
⇒そんなときは
「どんなものなら食べられそうですか?」
患者様と一緒に考え、食べられる味・食べられる料理をさがし調整いたします。
(*患者様の疾患や状態により対応は異なります)
「おかずをなかなか食べてくれなくて」という看護スタッフの声がある
⇒そんなときは
「お粥に卵や野菜を入れて、おじやにしてみましょうか?」
主食と一緒におかずの栄養もとれるよう、調理の工夫を提案いたします。
(*患者様の疾患や状態により対応は異なります)
☆☆なお、当院の入院患者様への食事は、当院直営の厨房スタッフが調理をし、病棟に配膳いたしております。
【調理スタッフの声】
- 「だしをしっかりとり、減塩食でも旨みを生かした調理をこころがけています。」
- 「毎日、地元業者さんからおいしく良質な食材を仕入れています。」
- 「調理済み食品に頼らず、家庭的な手作り料理をめざしています。」
- 「患者様の立場に立ち、おいしいと言っていただけるよう、心をこめて作ります。」
- 「患者様の声を大切に、いただいたご意見をできるだけ食事作りに反映させるられるようこころがけています。」
栄養相談
当院を受診されている外来・入院患者様へ、疾患に対する栄養相談を行っております。基本的には、医師が治療上食事療法が必要と判断した場合に栄養相談を行っておりますが、食事に関して気になることなどがありましたら、主治医または管理栄養士までお気軽にお申し出ください。
主に対象となる疾患
糖尿病・肝臓病・膵臓病・腎臓病・心疾患・高血圧症・高脂血症・貧血症・痛風・高度肥満症などの疾患に対して栄養相談を行っております。
栄養相談の内容
- 食事療法の必要性についてご説明します。
- 患者様の通常の食事内容を伺い、改善点を見つけていきます。
- 1日の食事目安量をお話し致します。(医師の指示に基づきます)
